認知症は、脳の神経細胞や血管異常から発症します。
ひと言に認知症といっても、医学的にはいくつかの種類に分かれます。


アルツハイマー型認知症は、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症とも言われ、原因は神経伝達物質アセチルコリンの減少と言われています。治療法としては、アセチルコリンの減少を防止するアセリプトという薬の服用が一般的ですが、進行を遅らせる効果はありますが、進行を止めるものではありません。
また、服用したすべての人に効果が現れるものでもありません。副作用として吐き気、食欲の低下や怒りっぽくなるなどの症状が現れます。


脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などにより脳血管に障害が発生し、その結果として認知症の症状を発症するものです。残念ながら、脳血管障害そのものを治療する薬はありません。脳梗塞や脳出血を再発または進行させないために、脳血管拡張薬などの服薬を行うことが一般的です。すなわち、脳血管障害の再発を予防するもので、改善するものではあり
ません。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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